より多くの青少年を社会へとつなげるための新事業
NPO法人ちょうふこどもネットは、令和3年度より新たに、調布市緑ケ丘児童館学童クラブの受託運営を開始しました。
ちょうふこどもネットは今まで、中・高校生世代から若者世代を対象に支援をしてきましたが、青少年・若者は、幼いころの家庭環境が、社会への繋がりやすさを左右することが大いに影響してきていると考えるようになりました。
そこで、より多くの青少年を社会へとつなげるため、中・高校生世代とその保護者だけではなく、小学生とその保護者も対象に含めた当事業を行うことになりました。
調布市緑ケ丘児童館学童クラブはその名の通り調布市緑ケ丘児童館に併設されている学童クラブです。児童館の設備は共用で使うことができます。在籍している児童は1年生37名、2年生19名、3年生4名の計60名で、みんな素直でかわいいです。
スタッフ体制ですが、幸いにも昨年度まで緑ケ丘児童館学童クラブで働いていた常勤スタッフ4名と非常勤スタッフ2名がこどもネットに移籍し、その他2名の新規スタッフが加わり、施設長を含め計9名で緑ケ丘児童館学童クラブの運営を行っております。スタッフには子どもたちが呼びやすいように「あだ名」がついています。
学童クラブの様子
緑ケ丘児童館は緑ケ丘小学校のすぐ近くにありますが、慣れない新1年生にとっては果てしなく遠い道のりです。(見守るスタッフにとっても)
コロナ対策中なのでパネルで仕切られ、黙って食べます。はやく皆でお話ししながら食べられるようになると良いですね。
「てんか」というボールを当てるゲームが流行っています。上級生が圧倒的に強く、ほとんどの1年生は逃げ惑います。
天気の良い日は屋上を開放します。チョークで落書きをしたり、ブレイブボードをしたりします。皆あっという間に上手くなります。
17:00の集団降館の前に皆で集まり、その日の振り返りをします。2,3年生が当番で司会を務めます。
来年度には緑ケ丘児童館事業、子育てひろば事業の受託もスタートします。緑ケ丘児童館スタッフと協力し、今まで緑ケ丘児童館が培ってきた活動、子どもたちのために全力を尽くす精神を継承し、それに加えてCAPS運営で学んだ様々なことを活かして、中・高校生世代へと繋がる子ども達と保護者そして地域のために頑張って参ります。